会社概要

会社概要

■会社名:株式会社 川直(かわなお)

■代表取締役:山口 直之

■資本金:1,000万円

■事業内容:水産加工食品製造および販売

■所在地

・本社・工場 〒425-0025 静岡県焼津市城之腰15

焼津さかなセンター直売店 〒425-0091 静岡県焼津市八楠4-13-7(イエロー通り)

■創業:明治10年

■法人改組:昭和37年3月<株式会社 川直>設立


川直の歴史(会社沿革)

先々代の尚一が生前書き残した、家系覚え書きが保管されていたのでここで年表にしてみました。当時の世襲の習慣が推測できると思います。

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1720年頃(江戸時代 享保の頃)

 仲宿(今の仲町城之腰100番地辺り)の川端に住む平五郎が

 屋号 川平(かわへい)を名乗り半農半漁の生活をしていた

1750年頃(宝暦の頃)

 川平二代目 平五郎

1770年から1800年頃(明和から文化の頃)

 川平三代目 平六

1800年から1830年頃(文化から天保の頃)

 川平四代目 平五郎

1830年から1870年頃(天保から明治の頃)

 川平五代目 平六・六代目 平五郎

1868年(明治初年)

 六代目 平五郎の子 平六が十八歳で病死

 養子を迎え平六と名乗らせ七代目を継がせる

1877年(明治10年)

 七代目 平六が魚商と蒲鉾造りを始める (屋号は依然、川平) 

 平六には男子が無く一人娘に鰹節屋の弟で鰹節職人の、尚蔵を婿養子に迎える

 八代目となる尚蔵の時、近所に同じ屋号の家があった為、屋号を川直に改名する

 尚蔵にもまた子どもが無かったので、尚蔵の甥である梅吉を養子にする

1905年(明治38年)

 尚蔵が亡くなり、梅吉が稼業を継ぐ(九代目)この頃、鉄道輸送が発達してきたため、

 荷物の早期輸送が可能になり、鰹を使ったなまり節を製造し地方への出荷に力を入れる

 鰹の獲れない冬場は蒲鉾を製造する

1932年(昭和7年)

 梅吉の子、尚一が稼業を継ぐ(十代目)

1941年から1945年(昭和16年から昭和20年) 

 太平洋戦争による統制下で蒲鉾もなまり節も出来ず、佃煮などを作り細々と暮らす

1950年(昭和25年)

 蒲鉾、なまり節製造再開

1962年(昭和37年)

 株式会社 川直 設立

1972年(昭和47年)  

 焼津駅前朝市に出店 水産加工品の卸売りを始める

1974年(昭和49年)  

 東名焼津ICそばに焼津卸売りセンターオープンと同時にそこへ店舗移転する

1985年(昭和60年) 

 焼津さかなセンター オープンと同時に現在の場所へ出店

1992年(平成4年)  

 尚一が亡くなり、尚一郎が継ぐ(十一代目)

2004年(平成16年)

 尚一郎が亡くなり、現社長・直之が継ぐ(十二代目)

 鰹のなまり節の製造を主に、現在に至る