【幻の高級魚】スマガツオの藁焼き

焼津港にスマガツオが水揚げされましたので、スマガツオの藁焼きを作ってみました。

スマガツオはかつおの仲間でヤイトやホシガツオとも呼ばれます。

↑スマガツオ

カツオと違って背中に模様があり、腹上に3つの星があります

↑かつお


スマガツオは漁獲量が非常に少ない希少種。大型のものは脂が乗っておりかつおを凌ぐおいしさ。昔はかつおよりも下に見られていたが近年おいしさが知れわたり、たちまち高級魚に。なかなか水揚げされないこともあり「幻の高級魚」と呼ばれることも

焼津で水揚げされれば競り落とせない値段で即高級料理店行きなんですが、今回はサイズが小さかったこともあり、せり落とせる値段に落ち着きました。


捌いてい見ると小さい割には皮下に脂が。


焼いた後でも脂が滴り、照りが出ていました。かつおでこのサイズこの脂はなかなかありません。くせもなくかつおより美味しいというのがよくわかります。

藁焼き後は海洋深層水の氷水で冷やし、真空パックにし、急速凍結をしています。


スマの藁焼きは焼津さかなセンター店頭で数量限定、なくなり次第終了で販売します。今後も水揚げされれば作りますが、おそらく少ないので販売は今回限りかもしれませんので気になる方は完売しないうちにご購入ください。


背と腹がくっついた亀節で作ったものもあります。こちらは背と腹の境目に血合骨があるので解凍後に包丁で取り除く必要があります。節よりも単価は安めに設定しています。